真夏でも熱々のたいやきを売る「たい焼き屋さん」
真冬でもキンキンに冷えたかき氷を売る「カキ氷屋さん」
「シーズンが外れた時期は、別の商品を売ればいいのに・・・」
そう思いますか?
しかし、そのお店がシーズン別に売る商品を変えない理由は、
「たい焼き屋さんがやりたいからやってる」
「カキ氷屋さんがやりたいからやってる」
からだと思うのです。
たい焼さんは、決してカキ氷を売りたいわけではないし、
カキ氷屋さんも、たい焼きが売りたくて商売を始めたわけではない。
もし、シーズンごとに売る商品が変わるお店があれば、
それは経済的な理由、もしくはお金を稼ぐことが目的で商売を始めたのでしょう。
生活の為に仕事をする人と、人生の楽しみとして仕事をするのでは、
手段は同じでも生き方は全く違います。
「そんなこと言っても、売れなかったら生活できない?」
それなら、夏でも売れるたい焼き屋を作ればいいし、
冬にでも売れるカキ氷屋を作ればいい。
それが商売の楽しさだと私は思います。