昨日、スカパーのフジテレビchで
「リッチマン、プアウーマン」の再放送をやっていて
つい見入ってしまった。
このドラマを見るのは二回目になるが、
一度目は、まだサラリーマンの時。
その時は、最終回、グラハムベルのくだりで鳥肌が立った。
うさんくさい、信用できないって思われてる会社で、
いったい僕は何をするんだ?ITというと通信スピードが速いとか情報量が多いとか無料で使えるとか、
そういうことばかりで競い合ってるが、どうでもいい。
ITとは人々の生活を豊かにするものだ。
パーソナルファイルだってそうだ。グラハム・ベルという男はなぜ電話を作った?
事実は分からない。でも僕はこう思う。
遠くにいる恋人の声が聞きたかった。
それか、心配ばかりする母親に無事を知らせて安心させたかった。メールに写真を付ける機能だって同じだ。
離れている人と同じものを見て一緒に笑ったり喜んだりしたい。
そう思ったから作ったはずだ。ITの中心にはいつも人間がいるんだ。
僕らの仕事は、たぶん大切な人を思うことから始まるんだ。
君たちにもそういう人が いるだろう?
だったらその人のために作ろう。
そう、ITはお金を稼ぐための道具じゃない。
忘れてはいけない、誰かを幸せにする為の道具なんです。
ドラマのような大きな仕事ではないけれど、ホームページの制作だって同じ。
お金をくれる依頼者の為ではなく、
本質を辿れば、そのホームページを活用するユーザーの為。
「このホームページがあって助かったわ~」
そう言って使ってもらいたい。
お金の為ではなく、人の為に働く。
「はい、今月分」と言ってもらう給料と
「ありがとう」といって手渡されるお金
その金額は同じでも、心が受け取る充実感の違いは大きいですよ。
そして、二回目の今回は、別のシーンで涙してしまった。
大丈夫だ。お前のアイディアは面白い。
たぶん、これじゃ伝わらないですが、下記のブログの方が上手に伝えてくれています。
リッチマン、プアウーマン|毎日を楽しく、輝きながら、ハッピーに過ごすために
何かを踏み出すときは、不安で一杯なんです。
会社を辞めるときだって、何か新しいWEBサービスを作るときだって・・・
でも、そんな時に「お前なら大丈夫だ」。
そう言ってもらえたら、どんなに嬉しいことだろう。
おそらく、もの凄いパワーと自信が満ち溢れてくるでしょう。
想像したたけで、嬉しくて涙が止まらなくなった。
全話みるだけで、だいぶ時間は取られるけれども、
それだけの価値はあります。
『何の為に働いてるんだっけ?」
そう思ったら、ぜひ一度レンタルで良いので、
見て欲しい作品です。